明菜の歌姫3部作ミリオン突破
歌手中森明菜(38)の「歌姫シリーズ」3部作のアルバム合計枚数が100万枚を突破したことが5日、分かった。3日に発売された新アルバム「歌姫3〜終幕」は約8万枚で初回出荷されたが、発売直後からレコード店からの追加注文が殺到。発売3日間でバックオーダーが5万枚に及び、ミリオンを記録した。
また、デビュー以来、廃盤になったものやベスト盤を含めた合計枚数が1500万枚を突破した。金額にすると約450億円。音楽誌「オリコン」によると、女性歌手のアルバム総売り上げ枚数は松任谷由実の約2900万枚がトップで、明菜は浜崎あゆみ、宇多田ヒカルらとともにトップ10入りしている。
「歌姫シリーズ」は、94年3月に「思春期」「終着駅」をカバーした第1弾アルバム「UTA−HIME〜ONE」を発売し、約40万枚を売り上げた。02年3月の第2弾アルバム「ZERO〜歌姫」も50万枚を突破し、今回の新アルバムも好スタート。関係者は「50万枚はいける。ミリオンも夢じゃない」と期待する。
[2003/12/6/07:21 紙面から]
|