２００７年０３月１７日 更新
１７歳の明菜が甦る！「バラード・ベスト」にお宝ＤＶＤ特典
バラード集とあってジャケット写真の中森明菜は大人の色気で魅了するが、特典ＤＶＤでは１７歳の若さがはじけまくってます
１７歳の明菜がよみがえる−。歌手、中森明菜（４１）の新アルバム「バラード・ベスト〜２５ｔｈ Ａｎｎｉｖｅｒｓａｒｙ Ｓｅｌｅｃｔｉｏｎ」（２８日発売）に、２４年前の明菜＝写真右＝の初ツアーの模様を収録したＤＶＤが、特典として追加されることが１６日、分かった。１７歳の初々しい明菜が歌い踊る、超お宝映像が簡単に入手できるとあって、明菜ファンならずとも大注目だ。
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このアルバムは、「歌姫ベスト」など明菜のデビュー２５周年記念のファイナル企画として、バラード曲だけで構成。「セカンド・ラブ」など１５曲を収録し、書き下ろされた新曲「あの夏の日」や「難破船」などの再レコーディング曲も含まれている。
しかし、アイドル全盛期を知る人たちに大事件なのは、明菜１７歳のライブ映像だ。デビュー１年後の初ツアー「春の風を感じて…１９８３ファーストコンサートツアー」から、２月２７日の東京・新宿厚生年金会館公演の模様を、特典ＤＶＤで初公開する。
「明菜の映像商品は、過去に何枚も出ていますが、最も古い映像です」とは担当のユニバーサルシグマ、藤倉尚マネージング・ディレクター。資料用に記録され、当時の明菜の関係者が保存していたものが、まさに蔵出しされた形だ。
ＤＶＤ収録曲目は「セカンド・ラブ」「ダウンタウンすと〜り〜」「１／２の神話」「スローモーション」「少女Ａ」など、明菜のデビューからのヒット曲を中心に全７曲。約３０分間にわたり、歌の途中で声が詰まるなど、１７歳の初々しい表情を追っている。
藤倉氏は「特典ＤＶＤとしては、過去に類のない秘蔵映像だと思っています。単体で商品化することも考えましたが、２５周年の最後の企画として、ファンへの感謝のしるしとさせていただきます」と、企画内容に自信を見せている。
特典ＤＶＤ付きの「バラード・ベスト−」は初回出荷のみで、現時点では５万枚限定を予定。日本アイドル史における“重文級資料”なだけに、後々のプレミア化は必至だ。
★「歌姫ベスト」は３０万枚…新ムーブメント
明菜の２５周年記念アルバムでは、今年１月の「歌姫ベスト〜２５ｔｈ Ａｎｎｉｖｅｒｓａｒｙ Ｓｅｌｅｃｔｉｏｎ」が３０万枚を出荷するヒットとなるなど、新たなムーブメントが起こっている。「歌姫」は平成１３年３月から１０年間をかけて発表された、カバー曲ばかりを集めたアルバムの３部作。「歌姫ベスト」には矢沢永吉の「チャイナ・タウン」や山口百恵の「いい日旅立ち」、松田聖子の「瑠璃色の地球」など１７曲が収録されている。
