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CD Review!

更新日:1999.9.13

Unison LABEL Metamorphic

Unison LABEL ULPC-0002/2000円/99.08.13発売/62'38"
1Adventure3'37"KAZ☆
2本当はお嬢様2'50"佐々木 勇一(えび)
3Dance! Dance!! ...Dance!?3'53"吉沢 務(YET11)
4Invisible Wings2'59"すえばし
5Midnight intrigue4'21"OSATOH
6Lonely Cinderella4'00"M.S
7Dance in the Sky5'19"STB
8Leonid Meteor Storm4'12"CHEMOOL
9Wire stripper2'27"いしさん
10Unheart E-mail3'33"OdiakeS
11Midnight Rainy Dance6'36"せぴあ色の空
12Deformation3'08"みまたいちろう
13そして愛する者の名を呼び4'03"Kanna
14Take me With you5'44"佐々木 勇一(えび)
15Attendant4'02"みゅ〜
16地球ノ果テ1'51"Uziki

1. Adventure / KAZ☆

 まずは、Unison LABEL復活を記念する第一曲目は、某専務を彷彿とさせるこの曲です。メロのラインとか、メロの音色とか、後ろのブラスの入り方とか、ベースの感じとか、、、
 そして決定的なのが、ダサイとしか思えないボイス! いや、この「いぇ〜い」はとてもじゃないけど、かっこいいとはお世辞にも・・・。JVのボーカルボードを試し斬りにするのもいいけど、もう少し使う場所とサンプルを選んだ方が・・・。
 この曲が一曲目に来るのもうなずけるものがあります。やはり、そこは専務曲に似てるからか?(汗)

2. 本当はお嬢様 / 佐々木 勇一(えび)

 次に来るのはさわやかな曲です。メロの音色とかが、Fusion的であります。風味で言うと、矩形波倶楽部って感じです。ソロのところなんかうまいですね〜。とてもまねできませんです、ハイ。でも、スネアの音がイマイチっぽい・・・。
 それ意外の特徴・・・というのもまた見つけろっていわれると・・・。技術的にもうまいし、曲もうまいんだけど、あまり個性というのが感じられないって事なのかも・・・。要するに、インパクトがない!?

3. Dance! Dance!! ...Dance!? / 吉沢 務(YET11)

 こちらは、TacticsのYETさんの曲ですね。相当前にできた曲らしいですが・・・実際大分前にいしさんに聞かせてもらったこともあるのですが、その時から好きでした。ん〜、インパクトあるし、いい曲ですよ〜。
 ただ、なんか音が薄いような気がするんですよねぇ? 実際何の音源で作ってるんでしょ。なんか、SC-88proあたりのような気もしないでもないんですが・・・だって音がDTM音源的。Jvあたりで作ってたら、これはレコーディングかマスタリングが悪いとしか・・・。まぁ、トータルでのマスタリングは他の曲も同様にやってるはずだけど、問題なさそうなので、提出時までのマスタリングがイマイチなんですかねぇ?
 いや、でも、曲はほんと好きです。これで、もっとバスドラの音がいい音だったらなぁ〜。・・・あと、昔の仮タイトル(?)の「踊る」って方が好きです(笑)

4. Invisible Wings / すえばし

 こちらは・・・ツインビーレインボーベルアドベンチャー風味。ってそんなの誰がわかるんだ?コミカルタッチな曲という感じですかね? 時間的にも曲の構成的にもそういう感じのゲームミュージック風って感じですね〜。でも、結構うまいのは確かです。
 ただ、個人的には、こういう曲って「めっちゃ好き〜」ってならなかったりするのもまた真実。まぁ、好みの差というものでしょうか。

5. Midnight intrigue / OSATOH

 これ聞くと、Unison LABELの「かみきくん」を思い出します。メロの音色とか曲全体の雰囲気とか(決して褒めてるわけではない)・・・。イントロだけは、「Voltage」のM.S尊氏の曲に似ていますが・・・
 で、なんかメロがとりとめもないというか、怖い! たとえて言うならば、失敗したKinkiKidsの曲(汗) ソロもなんだか、、、よくわからんし。しかし、永遠と同じフレーズのところに戻って来るって構成になってますね。一体何度そこのフレーズに戻って来るんだ?そこのフレーズに戻ってくるまではなんとか手を変え品を変えで間を持たしてるだけ?! 決してうまいとはいえないような気がする・・・。
 タイトルは・・・・・「真夜中の陰謀」。なるほどそれであやしい雰囲気なんですね。

6. Lonely Cinderella / M.S

 前回のUnison LABEL 第2弾では相当な曲を聴かせていただいたM.S尊氏なのですが(アルファでは尊氏の曲が一番好きでした)、今回は手堅くコンパクトにまとめたって感じでしょうか。あいかわらず完成度高し!
 しかし、個人的に、こういうさわやかさん系の曲って耳に残りにくかったりするのであった・・・。ただ、ずっと流して聞いてたりするときに、ふと耳に入ってきて「ええな〜」って思って曲を見るとこの曲だったりするのは、さすが尊氏というところでしょうか。

7. Dance in the Sky / STB

 手堅く、といえばこの曲も手堅い感じがします。すっげ〜インパクトがあるという曲ではありませんが、さりげにうまい。曲の雰囲気も、タイトル通りな気がします。こういう具合にタイトル通りの雰囲気の曲が作れるってのは非常にうらやましいです。

8. Leonid Meteor Storm / CHEMOOL

 リズムの音色とか符割がジャングルというか、ドラムンベースって感じですね。でも、途中のエレピがメロを取るところは音が貧弱、、、っていうか一部手抜きっぽくないかという気もしないでもないです。
 音的には結構いい感じです。ベードラの音とかもいい音してます。結構いい音源・・・Jv-1080あたりを使っているんでしょうか?

9. Wire stripper / いしさん

 オケヒ三部作(Unison LABELのODR、Hz & Rhythmとこれ)が完結です(笑)  イントロのメロとか、途中から入る高い音でひゅんひゅん奏でているのとか、めっちゃいしさん的。とにかく、DrumStationの音がイカスって感じ。オレ的にはそれだけでも相当ポイントアップなのであった・・・。まぁ、テクノが聴けない人にはツライ曲かも・・・。
 ところで、タイトルの「Wire stripper」ですが、「Wire」・・・はりがね、「stripper」・・・皮むき器。ってことで、「Wire stripper」は「針金の皮むき器」ってことですな。なんでやねん!

10. Unheart E-mail / OdiakeS

 この曲は唯一の歌モノですね。しかし、お世辞にもボーカルがうまいとは言えないですね〜。身近で言うと、「バレンタイン」レベル・・・ってそりゃオレだ(爆) ・・・あああ、わからないネタだ。sky projectというユニットで、僕が歌っている曲ですが(配布はしてませんが)、よくよく聞いたらそれよりヘタだ(爆)
 しかし、サビが短すぎるなぁ。もっと長くてもいいんじゃないかと思う今日この頃(謎) しかし、声が出ていないから、長くするとだめかな? で、サックスのソロとかが入った後のメロがまた歌いにくいような感じ。ただでさえ声が出ていないのにさらにここでそう来るのね。
 ただ、2回目のサビの直前あたりはちゃんと歌えてますね。ずっとそれくらい歌えてたらよかったんだけどねぇ・・・。あ、そうそう、一回目のサビが終わって、一回ブラスの入ったメインテーマみたいなのを一回繰り返してから謎の転調をします。なぜそこで転調?別にしなくても全く問題ないって言うか、しないほうが自然な気がするんですけど。ブラスのリフは結構好きなんですけどねぇ〜。
 まぁ、そういうわけでインパクトはすごいものが・・・(笑)

11. Midnight Rainy Dance / せぴあ色の空

 さて、インパクトのある曲のあとに来てますが、一方この曲はインパクト薄です。そのためますます印象が薄く・・・。な〜んか寂しい感じの曲ですね。まぁ、タイトル通りといえばそうなんですが、なぜゆえDance?オレにはDanceとは思えないのだが、気のせいなのだろうか・・・。

12. Deformation / みまたいちろう

 テクノですな〜。ドラムンベースですな〜。メロのベルがいい感じです。あとは、バスドラの音がいい! リズムもなかなかいい具合に打ち込んでおります。ということで、私の好きなツボを刺激されてるのでいい感じです。まぁ、テクノとか聴けない人にはツライかもしれませんが。
 タイトルですが、辞書を引くと、「ぶかっこうな」というのが出てきました(^^;

13. そして愛する者の名を呼び / Kanna

 ドラムンベースであばれた後に、それを冷ますかのごとく涼しげなピアノ曲です。まぁ、そのピアノですが、ちょっととりとめなさげですけど。・・・評価しにくい曲だ・・・。

14. Take me With you / 佐々木 勇一(えび)

 この曲、前の曲からの流れがすばらしくつながりいい。このあたりはプロデューサーの曲順の並べ方のうまさだと思いますが、ほんと、うまくつながってる。
 これもさわやかフュージョン的。ギターも、こういうちょっと歪み系の音くらいになると、そこそこの音源を使えば結構まともな音が出るんですねぇ。
 さて、この曲は、ほんとさわやかで、涼しい風が入ってくる海が見えるカフェテラスって感じ。そういう情景しか浮かびませんです、ハイ。結構好きです。

15. Attendant / みゅ〜

 この曲、最初は気にとめてなかったんですが、ある時「うをっ、このギターめっちゃかっこええ。誰やねん!」って作曲者の名前を見ると「みゅ〜」さんではありませんか。さすが、ギター命のみゅ〜さん。あのギターの一連のフレーズはしびれます、マジで。
 印象的には、スーパーアレスタ(スーパーファミコンのシューティングゲーム)って感じ。いや、そういうのって好きなんですけどね。
 ところで、このタイトルの意味が・・・。辞書で引いても、「付き添い人」「出席者」とかそういう意味しかないんだけどねぇ・・・。

16. 地球ノ果テ / Uziki

 この曲、最初からプロデューサーが「最後に来るような壮大なSEを作って下さい」っていう指定が来てから作るって感じだよね、うむ。まぁ、わたしゃMuToPiA LABELのfeuilleの一曲目でSE的なのをお願いしたことはあるけど、いきなりこういう曲が送りつけられたら、CDの最後に入れざるを得ないよねぇ・・・。っていうか、曲と言うより、SEですな。feuilleの一曲目のやつよりさらにSE的です、ハイ。そう考えると結構うまいです。

総評〜GSK的ランキング

 さて、Unison LABEL復活第一弾ですが、トータルでいうと、ちょっと地味目な気もします。ひとつだけ、マスタリングに関して言いたいことがありまして、曲間が短すぎると言うことです。なんか、一曲終わってすぐに次の曲が来るので、切り替えがツライってのがあります。

 さて、GSK的ランキングを書きますと、以下の通りになります。

  1. Attendant / みゅ〜
  2. Deformation / みまたいちろう
  3. Dance! Dance!! ...Dance!? / 吉沢 務(YET11)
  4. Wire stripper / いしさん
  5. Lonely Cinderella / M.S

 一位のみゅ〜さんの曲は言うことありません。ほんと、すばらしいです。
 二位のみまたさんは、評価が分かれるところだと思いますが、僕的には好きです。もっと長くて変化があったらいいのにね。
 三位のYETさんは、音源or録音がよかったらもっとすばらしかったのに、と悔やまれます。
 四位のいしさんは・・・いしさんファンとしては譲れんでしょ(笑)
 五位のM.S尊氏はいい仕事してます。さすがです。次回は「アルファ」レベルの曲が聴きたいな〜。

 ということで、身勝手に書かしていただいたCD Reviewでしたがいかがでしょうか? 個人の独断と偏見が相当混ざっているのでそのあたりはよろしくお願いします。かなり辛口なこと書いたりもしてますが、ご容赦下さい。


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