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東播磨

非常ボタン付き太陽電池防犯灯 小野のメーカー開発 

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開発された太陽電池防犯灯=小野市復井町、三和コンベア

 警護棒など防犯用品を手がける三和コンベア(小野市復井町)は、非常ボタン付きの太陽電池防犯灯を開発した。監視カメラ付きで、ボタンを押せば警報が鳴り、警察などに自動通報する。同社は「目の届きにくい公園などに設置し、不審者から子どもらの安全を守ることに役立てば」としている。(金井恒幸)

 高さ五・三メートルの鉄製。上部にある太陽電池(縦約五十センチ、横約九十四センチ)の電力だけで稼働する仕組みで、「災害時にも停止しない」と同社の担当者。防犯灯は暗くなると自動的に点灯する。

 特徴的なのは非常ボタンで、子どもにも届くように高さ約百十センチの位置に設置。ボタンを押せば、警備担当者などに電話連絡するほか、高さ約四メートル地点に併設された赤色回転灯が点滅し、警報が鳴る。ボタンを押した前後の計三分間、周囲の映像が監視カメラに優先保存される。

 監視カメラは連続六十四時間記録でき、防犯灯から約六メートルの範囲が撮影可能。

 また、注文に応じて自動体外式除細動器(AED)の設置も可能。小野市や横浜市など県内外の自治体や大学などから問い合わせがあり、今春以降に県内の大学で設置見込みという。総重量二百五十キロ。価格は百五十万円程度。特許出願中。

 同社は二〇〇七年から警護棒「さすまた」を製造してきたが、今回は「屋外の安全を確保できないか」という要望に応え、防犯灯を開発した。三和コンベア新規事業推進室TEL0794・65・2277

(2/21 10:50)


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