東播磨
加古川への遷都計画があった!?研究者が学説紹介
加古川遷都論について話す金子哲准教授=加古川市加古川町寺家町 |
加古川市のご当地検定「かこがわ検定」に向けた「かこがわ学講座」(全四回)の最終回が二十一日、東播磨県民局で開かれた。平安時代後期や大正時代に加古川への遷都計画が存在したという学説を研究者が紹介し、受講生百二十四人が聴き入った。
この日は、兵庫大経済情報学部の金子哲准教授が「加古川遷都論」と題して講義。平氏政権下で持ち上がった印南野遷都論の歴史的背景を説明し、加古川の水運▽瀬戸内海海運の拠点港の存在▽日本海へのアクセスの地政学的メリット-などが考えられると紹介した。
また、関東大震災後の首都移転計画でも、加古川が候補地に上がったことを説明。「立地条件も防衛面も最適だったが、首都を移すと国民に不安が広がるという懸念から実現に至らなかった」と話し、「今後も首都の候補地になりうる可能性はある」と力説した。
かこがわ検定は三月八日午前十-十一時半、東播磨県民局で実施される。申し込みは二十七日までに、加古川観光協会TEL079・424・2170
(大成絢子)
(2/22 10:32)
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