ハッピーエッグを作ろう　明石で体験教室　

「ハッピーエッグ」に向かい合う参加者ら＝明石市、明石西公園

　卵に思い思いの絵を描く「ハッピーエッグを作ろう」が一日、明石西公園（明石市北王子町）の会議室で開かれた。講師のマダムさち子さん＝同市魚住町＝が約二年前に考案した「アート」。「卵は生命の源。自分だけの卵を作ることで夢や希望が広がる」といい、市内などの親子ら約十人が楽しいひとときを過ごした。（平岡雅彰）

　穴を開け中身を抜いた卵に、水彩絵の具や色鉛筆で色付け。難しい技術や道具は必要なく、幼児からお年寄りまでだれでも簡単に取り組めるという。

　最初のうちは小さくて丸い卵に思うような線を引くことができず、参加者らは「難しい」とつぶやく場面も。次第に慣れるようになり、果物や季節の花、アニメのキャラクターなどの絵を次々と完成させた。

　猫や犬の足跡に花をあしらった絵を描いた中学一年、土生田（はぶた）茜さん（１３）＝神戸市垂水区＝は「細かい線を描くのが難しかった。でも好きな絵が描けてよかった」と満足そうに話していた。

　今後も月一回程度のペースで開く予定。

(3/2 10:53)