ディスコグラフィーの更新履歴

Ver 1.0(2000/10/21)
・HP開設と同時にこの一覧を公開しました。
Ver 1.1(2001/11/10)
・ナカマツ盤を追加しました。ついにこの曲も2000年以降の録音が出るようになりました。
・ベレゾフスキー盤の補記をしました。情報を提供して頂いたTさんには感謝!
・ペナリオ盤の情報を修正しました。これまではLPのみの所有で情報不足でしたが、CD化により情報が入手できました。
Ver 1.2(2001/11/23)
・園田高弘の新譜を追加しました。1967年のドイツの放送録音が正規販売されたものです。
Ver 1.3(2002/02/07)
・ウハーノフ盤を入手しました。入手の手助けをして頂いたTさんに感謝申し上げます。m(__)m
 当盤は2000年のシドニー国際ピアノコンクールの実況盤録音で、オーストラリアで限定発売されているものです。
・録音形式の部分ですが、ADDやDDDといった表記はあまり意味が無いと思われたので、省略しました。
 無記入のものはSTEREO録音です。
Ver 1.4(2002/04/06)
・当サイトの読者の方から、大変貴重なボレ(ボレット)/フィッシャー/LSO盤をお譲り頂きました。長年探していたものの一つです。
Ver 1.5(2002/04/15)
・完全初出のチェルカスキー57年ライヴ盤が発売されました!そしてついにこのディスコグラフィーも100種類に到達しました。
 大好きなチェルカスキーの演奏ということもまた感無量です。(^_^)
Ver 1.6(2002/04/20)
・廃盤になっていたプラッツ盤を某中古店で捕獲したので追加しました。既に音だけは聴いていましたが、やっと現物を入手できました。
Ver 1.7(2002/04/30)
・昨年8月22日のプロムス・ライヴ盤(独奏:ランラン(郎朗))が発売されたので追加しました。19歳での録音は若年記録第2位の快挙。
Ver 1.8(2002/07/07)
・NET通販にて入手したクレショフ盤を追加しました。
 この盤はショップで見かけませんので、お求めの際にはアマゾンなどのNET通販を御利用ください。
Ver 1.9(2002/08/11)
・NET通販にて入手した、ジャニスの演奏する貴重なDVDを追加しました。
・ギーゼキングのバルビローリ共演盤はCD化されていますのでその点を修正しました。
Ver 1.10(2002/11/03)
・モスクワ音楽院創立100周年記念コンサートライヴが発売されました。ソリストのペトゥコフは1954年生まれのピアニスト・作曲家。モスクワ音楽院でリヒテル、ギレリス、ニコラーエワ、ショスタコーヴィチ等に学んだ人です。
Ver 1.11(2002/11/30)
・マルシェフのラフマニノフピアノ協奏曲全集盤を入手したので追加しました。
Ver 1.12(2002/12/29)
・NET通販で入手した「マイナスワン」盤(いわゆるカラオケ盤)を追加しました。練習用とはいえ、ちゃんとした演奏も入っています。楽譜もセットですので、興味のある方はぜひ入手してみて下さい。(^^)
Ver 1.13(2003/02/01)
・アルゼンチン生まれの俊英ネルソン・ゲルネルの新譜を追加しました。ライヴの熱狂が伝わる1枚!
Ver 1.14(2003/03/08)
・ピアノファン待望のプレトニョフによる新譜を追加しました!
Ver 1.15(2003/04/14)
・これもまた楽しみにしていた、ルガンスキーの新譜を追加しました。旧録以上の踏み込みの良さと余裕を感じる1枚。
Ver 1.16(2003/05/04)
・2001年ヴァン・クライバーン・コンクールの実況ライヴ。26歳オルガ・ケルンの、荒削りながらもフレッシュな魅力たっぷりの演奏が印象に残ります。(^_^)
Ver 1.17(2003/05/24)
・1996年シドニー・コンクールの実況ライヴ。1969年生まれのイタリアのピアニスト、ロベルト・コミナッティの演奏です。知人のKさんに入手していただきました。感謝!
Ver 1.18(2003/06/22)
・録音はしていることが確認されていたものの、なかなか発売されなかった小山実稚恵さんの新譜がようやく発売になりました。
 今年はラフマニノフの生誕130年にあたるため、それに合わせる形で発売時期を少しずらしたようです。
 小川典子さんに続けとばかり(?)、小山さんも1楽章カデンツァはOssiaです。
Ver 1.19(2003/09/01)
・これはオドロキ!ギレリスの完全初出録音が発売されました。
 3番の演奏もさることながら、4番のライヴ(ただし2,3楽章のみ)も素晴らしいので、ぜひ聴いてみてください!
Ver 1.20(2003/09/27)
・Collinsレーベル倒産により廃盤状態になっているオルティス盤を、Aさんに譲っていただきました。感謝申し上げます。m(_ _)m
 この演奏は、大変珍しい1楽章カデンツァのミックス・バージョンが堪能できる1枚です。
 ハイペリオンあたりからの再発を期待したいですね。
Ver 1.21(2003/10/18)
・2003年度エリザベート王妃国際コンクールの実況盤が発売になりました。
 第2位となった、16歳のウェン=ユー・シェン(沈 又裕)の演奏が聴けます。
 ランラン君を抜いて録音史上2番目の若年録音です。(^_^)
Ver 1.22(2003/11/24)
・既に所有していたのに、更新し忘れていた1枚を追加しました。(^^;;
 イディル・ビレットの独奏によるもの。ラフマニノフ全集録音の中の1つです。全体のピッチが妙に高いのが気になりますが・・・
Ver 1.23(2003/12/06)
極私的百科全書さんより御教示いただいた1枚を追加。ジュネーヴ響のライヴ盤です。
 ソリストは、エリック・ヴィドンヌ。フランス語が読めないので、この人についての解説文に何が書いてあるのか不明ですが、
 「1962年生まれでフランス・クリダに学んだことがある」と書かれているように推察されます。
 ところで、ライヴとはいえこの演奏の出来はちょっと・・・(^^;;
Ver 1.24(2003/12/07)
・通販で注文していた、ブダペストフィルのライヴ盤が今日になって届きました!
 ソリストはチャイコフスキーコンクール優勝の経歴を持つデニス・マツーエフ。
 体育会系ピアニストですが(笑)、カプリングのチャイコPC全集も合わせてなかなかの出来です。
Ver 1.25(2004/01/21)
・通販で注文していた、サンクトペテルブルグフィルのライヴ盤が今日になって届きました。
 ソリストはトルコの女流ピアニスト、ギュルシン・オナイです。彼女のサイトはこちらです。このサイトから音盤購入ができます。
 まずまずの出来ですが、少々ピアノは苦しいかも。。。カットが多い演奏ですし、個人的にはあまりオススメしません。
 アンコール(?)のサイグン(1907〜1991。トルコの作曲家)の「アクサク・リズムによる前奏曲集」作品45より第12番が
 ちょっと面白い曲&演奏かも。無窮動的で不思議な雰囲気を醸し出す、激しい曲です。体育会系の曲かも(笑)。
 ちなみに、2枚組み2枚目のラフマニノフSym2は、少々精度を欠く演奏に思われました(カットもあり)。
 ライヴの一発録音ですから、多少はやむを得ないのかもしれませんが・・・
Ver 1.26(2004/01/25)
・これは嬉しい悲鳴(^^;。知人のTさんに2種類の異演CDを見つけて頂きました。感謝申し上げます。m(_ _)m
 1つ目はミハイル・ペトゥコフによるもう一つの録音(OPUS盤)。arbre盤はライヴでしたが、このOPUS盤もやはりライヴ。
 こちらはラフマニノフの生誕125年を記念した演奏会の模様か。これは聴いていてもarbre盤によく似た歌いまわしがあり、
 この人独特の演奏と思わせるのに十分。ロシア色の濃い演奏です。音質にやや難あり。
 2つ目は、これは比較的最近の録音で、チェコの若手ピアニスト、アダム・スコウマルの独奏によるもの。
 スコウマルはHPもあり(こちら)、経歴を読むと、アメリカでルース・ラレードに学んだとあります。
 ラレード女史と言えば、ラフマニノフのソロ全集録音を行った人で、その経験がこの録音に結びついたのでしょうか。
 演奏はいたって中庸な演奏。ピアノがやや軽い感じがしないでもないものの、アシュケナージの演奏のように、
 誰にでも耳障りになることなく聴けるのが良く、長く聴きこむにはいいかもしれません。(但し、ごく小さなミスもそのまま残っている)
 なお、数が多くなりましたので、今回のバージョンから、一番左の列にナンバーをつけてみました。
Ver 1.27(2004/04/03)
・先日入手した、チャイコフスキーコンクールの実況録音盤を追加しました。
 第1回コンクールでの、ヴァン・クライバーンの演奏が楽しめます。これは凄いですね。アメリカでの演奏よりも凄味を感じます。
 演奏の精度が悪い部分はあるものの、なぜロシア人が彼に熱狂したかというのは、この演奏を聴けばすぐに分かるのでは。
Ver 1.28(2004/04/24)
・長らく通販業者に頼んでいた、エストニア放送のオイゲン・ケルダー(Eugen Kelder)盤が届きました。
 これは濃い演奏ですね〜。テンポ揺れまくってます(笑)。
 古いライヴなのでミスもソコソコあったり、終楽章のカット(それも普通やらない所)もあったりしますが、
 表現の面白さでそれを帳消しにしてます。間違いなくマニア向け(笑)。
Ver 1.29(2004/07/03)
・久しぶりの新譜。超絶技巧で名を馳せているコンスタンチン・シチェルバコフの録音が通販業者から届きました。
 SACDフォーマットのCDはこれが初めて。通常のCDプレイヤーだと、ちょっとボリュームを大きめにしないと物足りなく感じるかも。
 演奏はとても清潔感に満ちた綺麗な演奏。逆にこういう演奏では、もっと踏み込んで欲しく感じる人もいるかもしれないですね。
Ver 1.30(2004/11/23)
・出張から帰ってきたら、2種類の新譜が出ていましたが、そのうちの一つ、ゲルバー盤を入手しました。
 1997年のスイス・ルガーノでのライヴとのこと。ゲルバーさんのこの曲の演奏を意外に思う向きがあるかもしれませんが、
 過去にはかなりの回数取り上げており、1984年には日本でも演奏をした事がありのです(この時はN響)。
 風格漂いながらも、踏み込み鋭く、熱くなる所も十分、なかなか熱気に満ちた演奏です。
 1楽章カデンツァをホロヴィッツ風に処理しているのも注目かも。
Ver 1.31(2005/04/03)
・出張先のニューヨークで2種類を入手しました。
 一つは既に出張前から発売されていたスティーヴン・ハフによる協奏曲全集録音。
 これはラフマニノフの自演をちょっと意識しているものと思われ、全体的に快速調な、スッキリとした演奏に仕上がっています。
 もう一つは、別のページ(ピアニスト群像回顧録)でも紹介した、リチャード・シオンコの大阪ライヴ。
 1楽章のカデンツァの扱いがちょっと面白いです。
 こちらを入手したい方は、直接メールをシオンコさんに送って交渉してみてください。
Ver 1.32(2005/04/23)
・知人より情報を頂き、某NET通販でジョイス・ハットの新譜を入手しました。
 これはオドロキですね。この人、全く知らないピアニストでしたが、ディスコグラフィーの凄いこと凄いこと。
 なんとあのショパン/ゴドフスキーの練習曲集を全曲録音しているという、知られざる女流ピアニストです。
 協奏曲もラフマニノフを全曲録音しており、まだまだこんな凄い人がいたのだなと驚かされます。
 演奏も若々しいし、キレイな演奏ですけれども、全体的にこじんまり感があるのはちょっと残念かも。
Ver 1.33(2005/05/28)
・知人のTさんより情報を頂き、某NET通販でAdomeitの録音を入手しました。
 う〜ん、これは全体的にちょっと物足りない演奏。テンポがかなり遅めで、突如急速になったりして、歯切れがちょっと悪い。
 Adomeitの演奏も今一つ波に乗り切れないというか、暗譜が微妙な所あり。怪しいところになるとテンポをかなり落とすのも考え物。
 3楽章は聴いててちょっと辛い部分が何箇所かあります。
 演奏が完全に破綻しているわけではないので、聴くに堪えないという事はないですが、コレクターズアイテムというところでしょう。
Ver 1.34(2005/05/29)
・今日御訪問した知人のTさんより新譜2枚を頂きました!これは嬉しい限り。
 Jetterの演奏は、1楽章がかなり高速ですね。カデンツァは、入りがかなり速くて「おっ」と思わせましたが、
 途中でスローダウンしたのはちょっと残念。それでもカデンツァがOssiaなのに、1楽章16分台は速いです。
 その分、2楽章をじっくりと語るあたりがなかなか乙です。
 ちょっと弾きっ放しみたいな所があって雑に感じられるところはあるものの、これはなかなか熱気が感じられていいですよ。
 Jardonの録音はちょっと音質に疑問あり。もやっとした感じがあって、ちょっとMIDIっぽい不思議な響きです。
 編集の跡っぽい部分があるのもちょっと???流れの溜め具合がちょっと面白い。
 演奏のアツさも、女流ながらなかなかのものです。最後の部分がOssiaの8部音符バージョンという点も注目かも。
 今回の2種は、どちらもなかなかアツイ演奏で楽しめました。
Ver 1.34(2005/05/30)
・帰宅したら通販業者からオーダーしておいたCDが届いていました。なんとこれで3日連続の異演盤入手。
 これは2004年シドニー国際コンクールの実況ライヴ。2,3番をカプリングしてますが、3番の演奏者は優勝者のジョン・チェン君。
 チェン君の演奏は、1楽章ではコンクールならではの、緊張しているのがありありとわかる、ちょっと危なっかしさのある演奏。
 しかし、実に丁寧な演奏で、勢いで押し切るようなタイプとはまたちょっと異なるのがいいですね。
 2楽章に入ってからは落ち着きを取り戻したか、コクのある語り口と、高みへのもって行き方がなかなか上手い。
 3楽章は強烈な疾走感はないものの、標準的だし、取り立てて文句をつけるところの無い、無難な演奏。
 全体を通して、かすり傷は多数。これは仕方が無いですね。
 総じて、語り口の巧さが光っている演奏に思えました。彼の演奏ならば、ショパンのコンチェルトとか聴いてみたいかも。
 なお、この演奏にはカワイのフルコン(SK-EX)が使われているとのこと。
Ver 1.35(2005/07/10)
・通販業者にオーダーしておいたアルド・チッコリーニのDVDが届きました。
 サティ、ドビュッシー、ラヴェルとお得意ものが並んだ後、突如ラフマニノフ3番の1楽章のみというのはかなり異色。
 どうも、これは放送用の映像のようですぅが、映像もこの部分はモノクロで時代を感じます。
 演奏スタイルが淡々としていて、派手さはありませんが、この時代の映像ということで、なかなか貴重ですね。
Ver 1.36(2006/01/29)
・途絶えていた待望の新譜です!
 一つはこれが2回目の録音となるベレゾフスキーのもの。
 熊のような身体から繰り出すさぞや豪快な演奏と思いきや、なかなか繊細な部分の際立つデリケートな演奏です。
 終楽章の冒頭など、かる〜く弾いているのが印象的ですね。それと、ちょっとオーケストラが薄い気がします。
 全体的に、聴いていてもちょっと薄味の感がします。生で聴けばもっと迫力のある演奏なのでしょう。
 もう一つは、これは掘り出し物と言うべきか、「プラハの春」音楽祭の過去の演奏から、1961年のオボーリンの演奏。
 異演のDante盤同様、さすがアシュケナージの師匠と思えるロマンチシズムを感じる部分があるのですが、
 ちょっと残念なのはストコフスキーとの息がもう一つかみ合ってない部分と、精度の部分でやや劣るでしょうか。
 特に、2楽章後半には、かなりひやひやさせられる部分があります。ライヴだから仕方が無い部分もあるでしょうね。
 後者はコレクターズ・アイテム、といったところでしょう。
Ver 1.37(2006/08/13)
・久しぶりの新譜です!
 シプリアン・カツァリスの1978年録音がリリースされました。通販業者から今日届いたので早速聴いてみました。
 いや〜、これはなかなか面白いですね。2楽章の内声強調は、カツァリスの十八番なんでしょうけど、「この曲でもやるかぁ〜!」という感じです。
 3楽章の最後のほうの踏み込みも凄い凄い。それに3楽章のossiaもしっかり披露してますね。
 この勢いで、エリザベート王妃コンクールの実況録音も是非出てきてほしいです!
Ver 1.38(2007/07/01)
・久しぶりの新譜です。
 2007年エリザベート王妃国際コンクールの本選実況盤です。前回、前々回に続いて、今回もラフ3を弾くコンテスタントがいましたね(^^)。
 やや粗っぽい所もありますが、なかなか力強い演奏です。ちょっと金属っぽい感じの響きが気になりますが、ライヴの迫力は十分感じられます。
Ver 1.39(2007/12/16)
・久しぶりの新譜です。
 フィンランド出身のピアニスト、ヘンリ・シーグフリードソンのソロ。同じ音源はヤフーミュージックやナクソスからDLすることが可能です。
・ハットーの1件がありましたので、謎の音源だったもう一つの音盤も載せる事にしました。一体どっちが本物なんでしょう???
Ver 1.40(2008/07/20)
・久しぶりの新譜です。一気に3つも出てくるのは嬉しい限り。
 カペルの録音については、終楽章の最後の部分で、別録音(マクミランとの共演)からのパッチがあてられていますのでご注意を。
 イタリア人のマッサによる録音はまずまずの演奏ですね。コレクターズ・アイテムといったところ。
 モラレスによるライヴは、なかなか力感みなぎる演奏。バティス親父も頑張ってます(笑)。

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