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鉄路も断たれた 仙台駅、復旧のめど立たず

2011年3月14日23時15分

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写真:報道陣に公開されたJR仙台駅の新幹線ホーム。地震の影響で天井のパネルが落下していた=14日午前11時13分、仙台市青葉区、戸村登撮影拡大報道陣に公開されたJR仙台駅の新幹線ホーム。地震の影響で天井のパネルが落下していた=14日午前11時13分、仙台市青葉区、戸村登撮影

 JR東日本は14日、東日本大震災で被災した仙台駅の構内を報道陣に公開した。東北新幹線をはじめ全ての列車が運行を取りやめているが、復旧のめどは立っていないという。

 損壊は新幹線ホームが最も激しく、天井板がレールの上に崩れ落ち、電光掲示板がホームに転がっていた。コンコースでも天井板の1割ほどがはがれ落ちていた。

 同社仙台支社によると、この日から構内の一部で復旧作業を始めたが、レールの損傷状況はまだ調査ができていない。また、地震の影響で、試験運転中だった新幹線「はやて」が仙台駅の北約4.5キロで脱輪したままになっているという。

 同支社の鈴木喜勝広報室長は「これだけの被害でお客様にけががなかったのは幸運。駅の被害は甚大だが、全力で復旧に取り組む」と話している。(合田禄)

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