戦争カメラマン一ノ瀬泰造さん(享年35)の活動を追ったドキュメンタリー映画「TAIZO」が29日初日を迎え、東京・渋谷シネ・ラ・セットで奥山和由プロデューサー(49)と中島多圭子監督(32)が舞台あいさつを行った。この日は82年にアンコールワットで亡くなった一ノ瀬さんの30回目の命日。奥山プロデューサーは「どうしてもこの日に上映を始めたかった。見に来てくれてありがとう」と、満員の観客席に向かって頭を下げた。
[2003/11/30/13:32]