ファインディング・ニモが公開
正月アニメ映画の日米対決だ!。「ファインディング・ニモ」と「あたしンち」が6日、全国の劇場で封切られた。ディズニー映画「ニモ」はヒット作「モンスターズ・インク」などを製作したピクサースタジオの最新作で、父子の愛情を描く。一方の「あたしンち」はテレビ朝日の人気アニメ番組の初映画化で母子の愛情も描いている。ともに家族連れをターゲットにしたライバル作品だ。
「ニモ」は、東京・丸の内ピカデリーで日本語吹き替え版の声優を務めた木梨憲武(41)室井滋(43)が舞台あいさつに立った。声を吹き込んだキャラクターの帽子をかぶった木梨は「意外にお母さんお父さんがやられる(泣いてしまう)映画です」。同劇場では立ち見も出る好スタート。ディズニー映画史上最大規模の750館で上映する配給元ブエナビスタ社は興収200億円を目指している。
[2003/12/6/22:41]
写真=「ファインディング・ニモ」で声優を務めた木梨憲武と室井滋(撮影・塩畑大輔)
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