1 |
場所 |
阪和線 和泉府中駅 構内 |
|
<所在地>和泉府中駅:大阪府和泉市府中町1丁目 |
|
2 |
|
3 |
概況 |
平成17年8月5日、上り特急「はるか38号」[関西空港(16:18)発京都(17:31)行]の運転士は、和泉府中駅を通過中、運転台の速度計の表示が87km/hであるにも関わらず、モニター画面の速度表示が80km/hであることを認めたため、業務終了時に自区所の当直にその旨を申告した。
その後、調査したところ、281系、207系1000代、および、223系0代の編成において、まれに編成状況を誤認識し速度計表示の不具合が発生する可能性があることが判明した。 |
|
※ |
速度は基本的に自編成の車輪径から算出される。 |
|
※ |
当該車両には運転台の速度計以外に、モニター画面に速度を表示する機能がついている。 |
|
4 |
原因 |
速度計の表示ソフトの一部に不具合があり、列車編成内での編成順序を誤って認識し、自編成ではなく組み合わされた他編成の車輪径で速度を算出したため。 |
|
※ |
モニター画面に表示される速度は、自編成の車輪径から算出されるようになっている。 |
|
5 |
対策 |
<緊急対策> |
|
誤って速度オーバーとならないように、昨夜中に、車輪径の設定値を変更した。 |
|
<恒久対策> |
|
当該ソフトを修正版に交換する。(準備出来次第) |
|