○安全性向上計画の進捗状況 |
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1. |
緊急安全ミーティングの開催について |
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安全の確保こそが当社の存立基盤であり、社会的責務であることを全社員に徹底するため、6月からの3カ月間を「緊急安全点検期間」と定め、本社においては役員を中心に部室長が、支社においては支社長や次長が現場に赴き、第一線の社員と直接意見を交換する「緊急安全ミーティング」を、8月15日までに229箇所に対し延べ771回開催いたしました。経営幹部に対する社員からの率直な意見も出てきているところであり、できるかぎり今後の施策に反映してまいりたいと考えております。
なおこのミーティングは、9月以降も「安全ミーティング」として継続して行うことといたします。
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2. |
社長特別補佐の業務状況について |
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社長特別補佐は、6月20日に着任後、各現場を巡回し、現場の実態把握と職場の現状(問題点)に対する意見交換を行っており、これまでに(8月23日現在)76箇所の巡回を行っております。
具体的な活動内容としては、
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(1) |
現場の意見や支社・本社の指示が相互に伝わり、その後も社員の声が循環するシステムができているかなど、安全を最優先する風土となっているかを検証する。 |
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(2) |
マニュアルが現場の作業実態に合っているか、役に立つものになっているかを検証する。 |
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(3) |
事故防止・労災防止の観点から、日常業務を行う中で「何かおかしい、気がかりだ」と思うことを聞き出し、問題点を把握する。 |
などが挙げられます。活動を通じて把握された問題点については、毎月開催される安全推進会議の中で議論し、関係箇所に対する指示や解決策の提案、トレースを行ってまいります。 |
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3. |
曲線に対する速度超過防止用ATSの設置について |
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安全性向上計画の中で整備することとした、線区の速度と曲線通過時の制限速度の差が30km/h以上のカーブ、1,234箇所につきましては、安全性向上計画策定時(平成17年5月末)から概ね1年以内に整備を完了する予定であり、8月23日現在、計28箇所の設置工事を終えております。その他の箇所につきましては、照査地上子の設置位置などの検討を現在行っているところです。
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○大阪駅改良工事の進捗状況 |
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現在、3,4番のりばの北側のホームは使用停止しておりますが、10月16日に新しい「5,6番のりば」として使用開始いたします。工事に対するご理解とご協力に厚く御礼申し上げます。
10月15日深夜から16日早朝にかけて実施する切り換え工事におきましては、JR京都、神戸線の一部列車の運転を取りやめ、バスなどによる代行輸送およびJR東西線の臨時列車の運転を行います。ご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力の程、よろしくお願いいたします。
また、中央郵便局北側の大阪駅西高架下部分におきまして、西梅田地区へ通り抜けられる新しい通路の整備と、飲食店舗などの商業ゾーンの工事を進めておりましたが、この度、この商業ゾーンが9月22日に完成する運びとなりました。
名称は、開発地が「梅田3丁目」に位置することや、西梅田方面への「通り道」であることをイメージできるよう『梅三小路』(うめさんこうじ)と名付けました。開発・運営につきましては(株)ジェイアール西日本デイリーサービスネットが担当し、幅広いお客様に一日中お気軽にご利用いただける飲食店舗を中心に、17店舗が営業いたします。
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○「ICOCA電子マネー」のサービス開始 |
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平成15年11月に発売を開始いたしましたICOCAは、今年の6月に発行枚数が200万枚を突破するなど、ご利用のお客様には大変ご好評をいただいております。
今回、このICOCAの新しいサービスとして、お店でのお買物のお支払いにもご利用いただける「ICOCA電子マネー」のサービスを10月1日から開始いたします。
ご利用方法は非常に簡単で、お客様が商品をお買い上げになる際、お店のレジに設置された端末にICOCAをタッチするだけで、自動的にICOCAにチャージされた金額から商品代金が差し引かれます。これにより、現金をご用意いただく必要もなくスピーディーにお買物ができるようになります。
「ICOCA電子マネー」がご利用いただけるお店は、(株)ジェイアール西日本デイリーサービスネットが駅構内を中心に展開しているコンビニエンスストア「ハート・イン」「デイリーイン」で、10月1日のサービス開始時点では大阪駅の全8店舗でのご利用が可能となります。
その後は、京阪神主要駅にある店舗から順次ご利用を拡大していく予定です。 |
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