昭和天皇の即位大礼式が行われた日の翌日1928年11月11日、小さな光学機器メーカー『日独写真機商店(のちのミノルタ)』が武庫川河畔で産声を上げ、翌年、第1号機「ニフカレッテ」を発売しました。「ニフカ」とは、日独写真機商店の「ニ」、フォトグラフィーの「フ」、カメラの「カ」を合わせて創った冠名称で、創業当時発売されたカメラにはこの「ニフカ」が付いていました。 1937年、社名を『千代田光学精工株式会社』に変更し、国産初の二眼レフカメラ「ミノルタフレックス」を発売しました。