2008.04.11 Web posted at:  15:52  JST Updated - AP
USA

ダライ・ラマが米国入り チベット騒乱以来初めて

シアトル(AP) チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は11日、当地で開かれる会議に出席するため、先月のチベット騒乱以来初めて訪米した。

ダライ・ラマはインドからの飛行機で、当地の空港に到着。滞在先となる中心街のホテルに移動した。地元関係者らの間では、親中派などによる抗議デモの可能性が指摘されていたが、目立った騒ぎはなかった。

11日から5日間開催される会議のテーマは「思いやり」。ダライ・ラマは、世界平和の実現に向け、中国とチベット自治区の対立といった問題を解決するためには、双方の思いやりが必要と考え、同会議への参加を決めていたという。

ダライ・ラマは、集まったチベット系住民らにあらためて非暴力を訴え、「サンフランシスコの抗議行動には悲しみを感じた」と語った。

ダライ・ラマはシアトルに続き、19‐20日にミシガン大、22日にコルゲートで講演する予定。

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