使い回しのウラオモテ
老舗の高級料亭を廃業に追い込んだ「使い回し」。食べ残し料理を別の客に出すという行為は論外だが、一方で国内では年間二千万トンもの食料が加工くずや残飯として処分されているという現実がある。飽食の時代を経て、近い将来の世界的な食糧危機がささやかれる今、私たちの食生活はあまりに「もったいない」のではないか。使い回しをあらためて考えてみる。
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- (2)「捨てない」生活余剰食糧を福祉団体へ/コンビニ弁当を定食に(2008/06/11)
- (1)夕食の残り「翌日も食べよう」は危険/保存するなら冷凍を(2008/06/10)