緩和ケア 変わる医療現場
がんによる身体的な痛みや精神的苦痛を取り除く緩和ケア。以前は終末期の医療というイメージが強かったが、最近は治療の初期段階から重視されつつある。昨年策定された国のがん対策推進計画にも重点的に取り組むべき課題として盛り込まれた。患者や家族の生活の質を上げるため、どんな医療が求められているのか。変わる現場の意識や課題、取り組みをまとめた。
バックナンバー
- (下)精神的支援患者との対話重視/専門医の確保が課題(2008/07/09)
- (上)痛み軽減がん治療の支えに/医師ら知識の共有図る(2008/07/07)