経済
名門オリエンタルホテルが“復活” 神戸・旧居留地
旧オリエンタルホテル跡地に建設される商業施設の完成予想図=神戸市中央区京町 |
阪神・淡路大震災で被災し閉鎖した神戸・旧居留地の「オリエンタルホテル」が、二〇一〇年春に“復活”することが十七日分かった。跡地に建設されるホテルの運営会社が、商標権を持つダイエーと契約し「ORIENTAL HOTEL」(オリエンタルホテル)と命名。内装なども再現されるとみられる。日本有数の名門ホテルの看板だけに、注目を集めそうだ。
旧オリエンタルは一八七〇(明治三)年開業の老舗で、経済人や著名人の社交場として愛された。一九八七年にダイエーが買収したが、震災で被災し閉鎖。二〇〇六年に三井不動産が敷地を取得し商業施設として開発を進めている。
新ホテルは地上十七階、地下三階建て複合ビルの三-十七階部分。一〇年春開業予定。神戸や福岡などでホテルやレストランなどを展開する「Plan・Do・See」(プラン ドゥ シー、東京)が運営する。 プラン社は、社内の旧オリエンタル出身者への聞き取りや、文献、写真を参考に雰囲気を再現する方針。「かつてのオリエンタルのように、地元の人に愛されるまちのシンボルにしたい」としている。(萩原 真)
(2/18 09:06)
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