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よしもと100年笑いは地球を救う

ネタごとに得点 コンテストらしく

「R−1ぐらんぷり2009」勝ち残った挑戦者たち
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 決勝進出者10人中、ピン芸人が8人(俳優含む)を占めるなど、本来の「ピン芸人NO.1決定戦」にふさわしい陣容となった「R−1ぐらんぷり2009」。今回は敗者復活戦やゴールデンタイムでの生放送と新しい試みも多いが、注目は決勝戦の審査方法。従来と比べて斬新なものとなっている。

 「R−1にあった演芸番組の雰囲気よりも、よりコンテストに近い感じになります。点数が出た方が視聴者の方も楽しめると思いますし、全員の点数が出ます」。関西テレビの古市忠嗣プロデューサー(45)によると、これまでは番組の最後に決勝進出者の点数を一斉に発表していたが、今回は各ネタの終了ごとに点数を表示するという。

 演者にとって過酷なのは決勝戦の暫定1位システム。トップバッターから暫定1位のイスに座り、後続の挑戦者に点数で上回られると敗れるというもの。例えば3番バッターで出場する「バカリズム」は暫定1位となっても7度の防衛を果たさないと優勝できない。それだけに審査には客観的な視野が求められる。

 審査員は桂三枝、大平サブロー、堺正章、関根勤、清水ミチコ、ラサール石井、江川達也ら7人。これも各界を代表するタレントを選出した。「ピン芸は個人の趣味で全然違う。いろんな種類の方に見てもらうことで視聴者に納得感が出るのかなと思います」(古市プロデューサー)。落語家や俳優、漫画家など他分野でエンターテインメントに携わる人間が審査することにより公平性を出すのが目的だ。

 「ルールを決めるのは本当に難しい。でもルールを決めた以上はみんな平等。結局、その中で誰が優勝するかですからね」。吉本社員の河内俊昭チーフプロデューサー(39)も“笑い”という抽象的なものをジャッジする厳しさを指摘する。

 3組による最終決戦のある「M−1グランプリ」と違い、R−1は一発勝負というチャンスの少ない側面もある。新しい審査はファンや一般視聴者に受け入れられるのか。17日に審判は下される。

[ 2009年02月13日 17:19]

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