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2011年12月23日4時6分

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「はやぶさ」もランクイン サイエンス10大ニュース

 小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰った微粒子の分析が2位、日本の大学チームによる光合成の秘密に迫る発見が4位――。米科学誌サイエンスが23日付で発表する科学10大ニュース「今年の画期的成果」に、日本の二つの業績がランクインした。東日本大震災も別枠で取り上げた。

 はやぶさが昨年6月、小惑星イトカワの表面から持ち帰った微粒子は、分析で太陽風による変色などが見つかった。地上から観測した小惑星の色と、予想される星の組成が矛盾する長年の謎について、「ホメロスの物語のように困難な旅の末、はやぶさが議論に終止符を打った」とたたえた。

 植物の光合成反応の研究は、大阪市立大と岡山大のチームによる論文。反応の主役となる葉緑体の中で、光を使って水の分解反応を進めるたんぱく質を取り出して、詳細な構造を解明した。光合成の再現のみならず、水を分解して水素を作る触媒に応用できればクリーンエネルギーにも道を開く、と評価された。

続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます

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