1人2役で主演の仲間由紀恵、“韓流ドラマ”に意気込み2倍
女優、仲間由紀恵(24)が主演するフジテレビ系“月9ドラマ”「東京湾景〜Destiny of Love〜」(7月5日スタート、月曜後9・0)の制作発表が20日、東京・目黒区のウェスティンホテル東京で開かれた。連ドラでは初めて、在日韓国人が主人公となる“韓流ドラマ”。在日3世のヒロインと、その亡母の青春時代の1人2役に挑む仲間は「運命の恋を2人分、頑張って演じ分けたい」と、意気込みも2倍だ。
〔写真左上:夏の月9で“運命の恋”を演じる主演の仲間由紀恵=左=と、新進俳優の和田聡宏=東京・目黒区=撮影・千村安雄。写真右下:次期月9もバラエティーに富んだ陣容。前列左から佐藤隆太、仲間由紀恵、和田聡宏、佐藤江梨子、後列左から速水もこみち、哀川翔、石坂浩二、中村俊介、ソニン〕
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初の月9主演、初の1人2役、初のラブストーリーヒロイン…。仲間にとっては、初体験づくしの熱い夏を迎える。
「夏の月9ということで、とても緊張しています」と、クールな美貌をグッと引き締める仲間。「頑張って2役を演じ分けて、切なくなるようなラブストーリーにしたい」と抱負を語った。
裕福な家庭で何不自由なく育ち、東京・台場の一流出版社に勤める在日韓国人3世・木本美香役。在日韓国人の役も初めてだが、「元気で活発でちょっと天然が入った、可愛らしい女性。ふだん生活している感じで、普通にいきたい」と仲間。先月末から撮影に入っているが、「今後、恋愛の過程で在日であることの障害が出てくる。1つ1つ向き合いながら演じていきたい」と、真剣な表情をみせた。
在日韓国人が主人公で、主題歌や挿入歌も全編韓国ソング。連ドラ史上初の“韓流”導入だ。仲間の父親で民族意識を重んじる厳格な在日2世を演じる俳優、石坂浩二(63)が「フジの勇気ある、英断といえる企画に頭が下がる思い」と敬意を表するほど。会見で石坂は「2世と3世の考え方の違いもあるだろうし、時代の流れで翻ろうされる2世の思いを代弁するように演じたい」と気合を込めた。
通常の月9と同様、豪華キャストが居並ぶ中で、ヒロインの相手役にドラマ初出演となるほぼ無名の俳優を抜てきしたのも異例のこと。
携帯の出会い系サイトで美香と出会う貧乏青年を演じる和田聡宏(27)は、会見席の中央、仲間の隣に座らされ、さすがにガチガチ。「この場でこうして話しているのは、現実じゃないみたい。今まで関わってくれた人たちのおかげと、感謝したい」と初々しい。
初ものづくしの夏の月9は、「冬のソナタ」もビックリのフレッシュなラブストーリーとなりそうだ。
★ヨン様をライバル視?!
「シュン様の方がヨン様よりずっと良いよ! それだけでもこのドラマは見る価値がある」と笑わせた石坂の横でテレ笑いしたのが俳優、中村俊介(29)。
会見では撮影済みの映像を一部公開。主人公の美香に恋心を抱く在日韓国人青年を演じる中村は顔つきからメガネ、髪型まで、ヨン様こと韓国俳優、ペ・ヨンジュン(31)にソックリ。中村は会見ではメガネをかけず、ヨン様にも一切言及しなかった分、強烈なライバル意識か? 「富も地位もある好青年の役。でも人の心だけが手に入らない」「人を好きになると、こんなすごいことになるのか…」と役柄についての説明も、冬ソナのヨン様のセリフのような趣。シュン様ブーム、来るかも!
★オリジナル設定
在日韓国人を主人公にしたのは、原作となった吉田修一氏の同名小説にないオリジナルの設定。企画の大多亮プロデューサーは会見で「サッカーW杯、韓国映画、そして『冬のソナタ』という韓国ブームの流れを意識したものだ」と説明した。
大多氏自身が単発の日韓合作ドラマ制作に携わって「文化の違いによる難しさと楽しさを感じた」経験を踏まえて、「連ドラで取り上げたことがない設定をあえてやってみようと考えた。主題歌も含めて、韓流で押し通してみようと思った」と意義を強調した。
会見には他に佐藤隆太、佐藤江梨子、速水もこみち、ソニン、哀川翔が出席。その他、仲村トオル、夏八木勲、李麗仙らが共演。主題歌は、韓国の人気デュオ、Weather Forecastのヒット曲「君さえいれば」。
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