1962年、グレン中佐(当時。のちにアメリカ上院議員)が搭乗したアメリカの人間衛星船『フレンドシップ7号』の宇宙飛行用カメラとして35mmレンズシャッター「ハイマチック」が採用されました。アメリカ航空宇宙局(NASA)の厳しい条件や耐久テストを一つ一つクリアし、“宇宙仕様”の「ハイマチック」が完成しました。アメリカ・スミソニアン博物館にこのカメラが展示されています。また、1968年、アメリカ・アポロ8号に露出計「スペースメーター」が搭載されました(1969年のアポロ10号、11号にも「スペースメーター」が搭載されました。)。宇宙から地球の写真を撮影するときに、地球の青さをこの露出計で測定しました。
なお、社名を『ミノルタカメラ株式会社』に変更したのは、1962年のことでした。
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