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2005.11.21 更新

 

米倉涼子、父の死乗り越え「頑張っていきたい」…ドラマ写真展で

米倉涼子

最愛の父の死を乗り越え、女優としてさらなる飛躍を誓った米倉涼子=東京・台場

女優、米倉涼子(30)が20日、東京・台場のフジテレビシアターモールで開幕した同局系3夜連続ドラマ「女の一代記」(24−26日後9・0)の写真展(26日まで)を訪れた。

シリーズ最終回「悪女の一生〜芝居と結婚した女優・杉村春子の生涯〜」で、昭和の大女優、故杉村春子さんの波乱の人生を熱演。ドラマの名場面写真や杉村さんの秘蔵写真などの展示品を見て回り、パネルに「私、熱演しました!見てくださいね!」とメッセージを書き込みサインした。

15日に父、米倉保美さん(享年57)が肺がんのため亡くなってから初の公の場。「亡くなる2日前に『自信作(ドラマ)を見てほしい』と言っていたので残念ですが、父がたくさんの人に見送られ、悲しいというよりうれしく思います」とこみ上げる涙をこらえ、「父は自分の中でまだ生きているので、これからも父といっしょに頑張っていきたい」と決意した。

ドラマでは柳葉敏郎(44)、山口達也(33)、成宮寛貴(23)の3人とキスシーンを演じており、「ごちそうさまでした」と報道陣を笑わせた米倉。「杉村春子さんのように今は芝居と結婚しています」と最後は笑顔で誓っていた。