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経済

プレミアム商品券続々 兵庫県内は23市町で 

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商品券売り切れを知らせる張り紙。300万円分が即日完売した=今月13日、尼崎市建家町、三和本通商店街

 定額給付金の支給時期に合わせ、販売価格よりも利用額を割り増ししたプレミアム付き商品券の発行が全国的に広がる中、神戸市でも二十日、販売価格一万円で一万一千円分の買い物ができる「こうべ買っ得商品券」(10%割り増し)が発売される。兵庫県内では十九日現在、商店街が独自発行する二市を含め二十三市町で販売、または販売が予定されており、海外旅行が当たるくじ付きも登場。商店主らは「商店街や市場の再興につながれば」と期待を寄せる。(藤原 学、紺野大樹)

 こうべ買っ得商品券は五百円券二十二枚が一セット。市商店街連合会と市小売市場連合会が主体となり十万セットを販売する。割り増し分は総額一億円で、年度内の今月末に定額給付金の支給を予定している神戸市が、その半額五千万円を負担。広報費などと合わせて計一億三千七百万円を補助する。「狙いは経済効果より、商店街や市場を訪れるきっかけづくり」と市の担当者。両連合会の加盟店約二千三百店で利用できる。

 昨年十二月、年末商戦に合わせ県内トップを切ってプレミアム付き商品券が売り出された南あわじ市では、一億円分が三日足らずで完売した。第二弾は三億六千万円分で今月二十八日から、定額給付金が支給される公民館などで販売。ハワイや韓国旅行、液晶テレビが当たるくじも付けた。

 県内では大半が10-20%の割増率だが、行政の補助を受けずに独自発行する尼崎市の三和本通商店街は33%と最もお得。同商店街内での利用に限られるものの、三千円で商品券を購入すると四千円分の買い物ができ、初回の三百万円分は即日完売した。

 一方、地域事情に応じた取り組みを打ち出す自治体も。西脇市は売り上げの約1%を医師不足解消への助成に充てる。宍粟市ではプレミアム付き商品券の販売以外に、市が生活保護世帯や六十五歳以上の高齢者、中学生以下の子どもがいる世帯などを対象に、一人当たり五千円分の商品券を無料配布する。

(3/20 14:07)


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